【猫の爪切りのオススメは何?】爪を切る頻度はどのくらい?どこまで切ってもいいの?

お猫さま

猫ちゃんの武器である爪

その爪切りに難儀している飼い主さんも多いのではないでしょうか。

また、爪研ぎをしているから、爪を切らなくてもいいでしょ?と考えている飼い主さんも多くいらっしゃるようですが、その答えはNO

爪とぎ NOT 爪切り

爪とぎは、爪研ぎ

と・ぐ【研ぐ/▽磨ぐ】
読み方:とぐ

[動ガ五(四)]

1 刃物を砥石(といし)や皮でこすってよく切れるようにする。「刀を—・ぐ」

2 米などを水の中でこするようにして洗う。「米を—・ぐ」

3 みがいてつやを出したり、汚れを取ったりする。「鏡を—・ぐ」

引用元:デジタル大辞泉

「包丁を研ぐ」ように、猫ちゃん自身の武器である爪を研いでいるのです。

そして、私たち飼い主がするのは、伸びすぎた爪を「切る」ということ。この違いは押さえておいてくださいね。

爪を切る位置はどこ?どうやって切るの?オススメ爪切りは?

上の画像はSBIいきいき少短さんからお借りしております

爪を切るの部分は透明の部分

爪の根本にあるピンクの部分には血管があります。

ここを傷つけてしまうと、出血してしまいます。

この部分を【クイック(quick)】といい、血管以外にも神経も通っていますのでご注意を!

爪の先端部分の針のような部分を取り除くという意識でOK

肉球を押して爪を出す

通常、猫の爪は手の中に隠れています。(ふんばったり、攻撃したりするときに出てきますね)

爪を切る時は、お手手を持って、肉球を押すと“にゅ”と爪が出てきますよ。

普段から、遊んでいる時に肉球を触る練習をしておくと、爪切りの時もスムーズです。

おすすめの爪切りはハサミ式

万人におすすめなのは、ハサミタイプ

爪が伸び過ぎると、巻き爪になってしまう猫ちゃん。

もしそうなっても、爪の途中から差し込めるハサミ式が猫ちゃんの爪切りの主流です。

これから猫ちゃんをお迎えする方は、これ1本持っていれば大丈夫。

長く使っていて、爪を切った後の切り口がよくなかったり、爪が割れてしまっていたりしたら、その時はハサミの寿命ですね。新しいものに交換してあげてください。

ハサミを購入したばかりなのに、爪が割れてしまうということは、ハサミそのものの質がよくない商品かも。

爪切り時の猫ちゃんの負担にもなりますので、切れ味のいい爪切りに変更してあげてください。

ギロチン式は練習が必要

動物病院やトリマーさんなど、いわゆるプロの現場ではギロチン式が採用されていることが多いようです。

爪切り失敗!出血してしまった時の対処・応急処置方法

※当方医療関係者ではありません。以下の内容は、獣医師発信の情報を集めてまとめております。出血が酷い場合は動物病院に直接お問い合わせいただくことをおすすめいたします。

応急処置はすぐに圧迫法

患部をティッシュで圧迫してください。

小さな出血ならば、2〜3分圧迫すれば止まるそうです。(圧迫止血法)

それでも血が止まらないときは小麦粉ひとつまみ

圧迫をやめるとまた出血が続いてしまう。
そういう場合は、「止血パウダー」で圧迫します。

止血パウダーがない場合は、「小麦粉」を出血している爪に当てて、引き続き圧迫。
粉がカサブタの代わりになって、血を止めてくれるそうです。

うちの子は爪切りをさせてくれないんです!どうしたらいいですか?!

そもそも爪切りをさせてくれない!

そんなご家庭も多いのではないでしょうか?

もしかして、爪を切ろうとした時にまず前足から触っていませんか?

猫にとって、武器になる前足はやすやすと触らせたくない部分。触って嫌がるトップレベルの場所です。それを踏まえた上でアプローチしてみましょう。

まずは、手を触る練習から

手を触られることが不愉快ということから脱却するために、毎日スキンシップの一環でお手手に触ることから始めてみてはいかがですか。

抱っこしたついでに、後ろ足から”にぎにぎ”、次に前足”なでなで”なんてどうでしょう?

徐々に、肉球を”むにむに”。

爪を切られているのを見るのが嫌な子にはエリザベスカラーを

「自分の手に何かをされている」

爪切り光景を見る子が嫌いな子も多くいます。

そういった子にはエリザベスカラーをつけてあげるといいかも。

100均一で揃うもので、簡単にエリザベスカラーが手作りできるようです。

見つけたブログを以下にご紹介しますね。

楽天ブログ:シャンプーハットでエリザベスカラー

タオルでグル巻きしちゃう、という方法も

人間の赤ちゃんもおくるみにしっかり巻いてあげると落ち着きますよね。

それと考え方は同じ。

猫ちゃん自身をぐるぐる巻きにして、爪を切る手だけを出す。という方法もあります。

猫が嫌がる態勢

腕を外側に引っ張られることを猫は嫌がります。

体の中心から離れるように、腕をひっぱるととても痛いそうです。

爪切りの態勢はどうでしょう?

もしかすると、爪切り自体が嫌なんじゃなくて、飼い主が猫の腕の伸ばし方(伸ばす方向)を間違えていることで、痛がっている可能性もありますよ。

爪切りの頻度はどのくらい?

子猫時期・若い猫は1週間に1回

大人猫・シニア期は2週間に1回

とは言われていますが、我が家では遊んでついでに爪を確認して、気になった時にちょこちょこ切っています。

そう考えると、1週間に数回切っていますね。

そうそう、余談ですが我が家である謎現象。

うちの猫ちゃんは爪切りを大人しくさせてくれる方なので、全ての爪をゆっくりチェックすることができるんです。

で、全ての爪が台形のように切り揃えたはずなのに・・・。

数日後にみてみると、なぜが1本だけ先端が針のように鋭く伸びていることが多いのですのですよね。

あれば何?!

特定の爪、というわけではなくて、どこかの1本。どの爪がすぐに伸びるのかはくじ引きのような感覚。「今回はココか〜!」なんてことがよくあります。

みなさんのお宅でもありますか?

爪切り、ぶっちゃけ怖くてやりたくありません!

爪切り、嫌いな子も多いですからね。

爪切りのたびに自分が負傷するから、やりたくないよ

心を決めて、いざやる!と決めたらすぐに切らなくてもいいように、一気に切る!

そんな飼い主さんも多いと思います。

我が家も、最初のうちは嫌がっていました。

猫ちゃんがぐっすり寝ているときに、そーーーっと切る

人間の赤ちゃんの時を思い出して、同じ作戦で切っていました。

赤ちゃんの爪も鋭くて、すぐ伸びますよね。

そんな赤ちゃん時代は、お昼寝中にこっそり切っていました。(前髪もお昼寝中に切ってたなぁ〜懐かしい

猫ちゃんに関してはすぐ起きちゃうところもあるので、基本はまず

爪の先端の針状の部分を切る

これだけに専念してみてはどうでしょう?

ちょこちょこ切っていると、意外と慣れてくれる場合もありますよ。

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