【キャットケージ(サークル)は必要?!】子猫時の必須装備。猫お迎えの為の選び方

お猫さま

子猫時期は必須になるキャットケージ。(猫用サークルという方もいらっしゃいますね)

半年齢くらいまでは、しつけもかねてケージの中で過ごしてもらうことがおすすめです。

猫のケージが必要な理由

自由が好きな猫をケージに閉じ込めるなんて可哀想

という声が聞こえてきそうですが、ケージを使うことで結果的に猫ちゃんのためになるのも事実。

特に、子猫をお迎えして間もない頃は、ケージは必須(選び方はこの記事の後半にて)

ケージから出して、放し飼いができる目安としては、生後半年まで

お迎えした子猫ちゃんの性格を飼い主側がわかっていないのも事実ですよね。

何をしでかすかわからない。

その状態で、もし自由に行動をさせてケガをさせてしまったり、食べてはいけないものを飲み込んでしまったりする可能性は?!

目の前の猫ちゃんがどんな性格で、何に興味を持ちやすいのか、それらを飼い主が想像つくまでは目の届く範囲で放し飼いをし、それ以外はケージの中で過ごしてもらうのがよいのではないでしょうか。

では、ここからはケージの必要性についてお伝えしていきますね!

猫自身がケージを【安全基地】とするため

縄張り意識が強い猫さん。

「ここは自分の場所」「安心できるエリア」を持っておくことが猫ちゃん自身の精神的なケアにもつながります。

イタズラをして飼い主に怒られても、サッと逃げ隠れる自分の基地があると安心。

子猫でお迎えの時期には特に、この【安全基地を作る】という段階を踏むことが大事ですね。

猫自身の【安全確保】のため

飼い主の目が届かない時に猫ちゃんがどこで何をしていても問題のないおうちになっていますか?

もし、誤飲しそうな小物を片付けていないとか、お掃除用の洗剤がしまいきれていない、だとか心配なことがあるなら、目を離すその時間だけケージに入れてあげるのは、猫ちゃん自身のためでもあります。

大掃除の時など、寄ってきて欲しくない時もありますしね。

猫自身が【体調不良の時】に使うため

猫ちゃんに、運動を控えて安静にして欲しい時もあります。

去勢避妊手術の後、その他体調が思わしくない場合。

飼い主としては、猫ちゃんにおだやかに過ごしてもらいたい時に、ケージの中で過ごしてもらうという方法があります。

体調不良の時だけ、ケージに入れるとなると、嫌がる猫ちゃんも多くいますので、普段からケージのある生活に馴染ませてあげましょう。

【複数の猫を飼う】時のトラブル防止のため

すでに猫ちゃんを飼っていて、さらに新しい猫ちゃんをお迎えしようとしている時にケージが必要となります。

先に住んでいる猫ちゃんからすれば、新しい猫は新参者。

「敵か味方か?!(基本的に敵!)」

そんな状態です。

先住猫とのトラブル回避のために、ケージに入れてお互いを接触させない状態で対面させてから、徐々に慣れさせていくのがセオリーとされています。

また、年の違う猫ちゃんを多頭飼いする場合、それぞれの年齢や体調に合った食事内容にする必要があります。

そういった食事タイムにケージを活用することもできます。

キャットケージを選ぶポイント

  • 掃除のしやすさ(清潔に保てる構造かどうか)
  • ケージの安定性(重量感があった方がいい)
  • 猫の大きさと性格(ケージの大きさは猫ちゃんのサイズと性格による)
  • インテリア(お部屋にマッチするか)
  • 扉のタイプ(開き式とスライド式)

間口が広くて掃除がしやすいもの

基本的に、子猫時期はよく汚すと思っていた方がいいかと思います。

ご飯はちらかす。水で遊ぶ。トイレをしたら猫砂はちらかす・・・

お掃除のしやすさがサークル選びの最優先事項

猫用ケージは、下のトレイが掃除のしやすい形状になっているかどうかをご確認ください。ご飯の食べ散らかしや、猫砂がトレイの隙間に入った時。掃除はしやすそうかどうかはポイント。

また、間口が広いのがおすすめ。

猫トイレの出し入れも楽ですし、ケージ内のお掃除をする時にもほうきなどの道具も入りやすいので、お掃除もしやすくなります。

重量感があって安定性があるもの

子猫時期は特に、サークルの側面をよじ登ったり、暴れまくったり、いろんなことをしでかします。我が家も、よくサークルの壁を登って屋上にあがっていく姿をみました。(サスケ?!)

猫用ケージは、ある程度の重量感があるものを選ぶと安定性が高まります。

サークルの中でガチャガチャと一人遊びをしていることもよくありますので、安定しているケージが好ましいです。

危険防止のためにも安定感のあるサークルを選んであげてください

大きさは選びの参考は、猫ちゃんサイズと性格

キャットケージを選ぶ時の大きさはどのくらいが適切?!

大きすぎると、将来的に邪魔になる。

小さすぎると、途中で買い替えが発生する。

では、どんな基準で選べばいいかというと、将来的な猫の大きさと性格で選ぶのがいいかと思います。

小型猫種・おだやかな猫種はロータイプ

おちついている小型猫(スコティッシュフォールド、ロシアンブルー、ペルシャ猫)は、早い段階でお部屋でのびのび過ごすことができるので、小さいタイプ(1段)でもOK

中型猫種・大型猫種・活発な猫種はミドルタイプ

中型〜大型猫、活発な猫(日本猫、ノルウェージャンフォレストキャット、マンチカン、アメリカンショートヘア)は少し大きめサイズ(2段タイプ)

多頭飼いにはハイタイプ

兄弟猫ちゃんなどがいて、それぞれにスペースを確保したい場合はこれ。

一番大きなこのタイプは、将来的に2段目3段目がお飾りになってしまう可能性もあるので、よくご検討くださいね。

そうはいいつつも・・・、我が家はロータイプが適切なロシアンブルーですが、3段のハイタイプサークルを使用しています。

理由としては、夜の就寝時間帯や一人お留守番の時に、サークルの中で過ごしてもらっているからなんです。ケージでお一人様する生活がベースとしてあるので、上段まで十分に活用していますよ!こんな家庭もあるという参考にしていただければ、と思います。

ワイドタイプは猫には不要

猫の行動は、横よりも高さを重視します。

よって、ワイドタイプは候補から外してOK。(ワンちゃんはワイドタイプがいいんですけどね)

高さがあれば、あっただけいいかというと、そうでもなく・・・。

将来的に、ケージ不要の生活がメインになると思いますのでそこまで大きくなくてもいいのかな?という感じ。

ご自身と猫ちゃんの生活スタイルをよく考えて選んでみてくださいね。

インテリア

1段のロータイプとしても、お部屋の大きな面積を占めるのがキャットケージ。

インテリアにマッチするものがいいですよね。木製タイプなどおしゃれなものも多くありますので、選ぶ選択肢は多くなっています。

ただ、子猫時期を過ぎると、ケージはしまってしまうご家庭が多いのも事実。

ですが、基本的には猫ちゃんの生涯にわたってしようするものという認識で選んでいただければと思います。

扉のタイプ

開き扉とスライド式とがあります。

個人的なおすすめはスライド式ですが、お部屋の広さや、お掃除のしやすさなども踏まえてどちらがいいか検討してみましょう。

ケージを置く場所は落ち着いた風通しのいい場所に

風通しのいい場所・落ち着く場所

テレビの近く・騒がしい場所・直射日光の入る場所・エアコンの直風が当たる場所

ケージにいる猫ちゃんは移動ができません。

つまり、不快な環境であっても移動することができないのです。

移動せずに快適に過ごせる環境かどうかをよくご検討くださいね。

いつからケージから出していいの?放し飼いの目安は?

サークル外で自由に遊ばせることができる目安は約半年

サークルから出してあげるタイミングは、猫ちゃんがサークルの中で落ち着いて生活できるようになればOK

具体的には、以下のことができるようになっていれば大丈夫

  • 落ち着いてご飯が食べられる
  • トイレ(大・小)ができる
  • ごろーんとできる

つまり、ケージの中で安心して生活できている、ということがわかれば、外の世界にも挑戦させてあげられるということですね。

もし「なかなか落ち着く様子がない」と言う場合はケージをタオルでおおうなどして人目を気にしない環境を一旦作ってあげてもいいですね。

始めは、飼い主が見ていられるときだけサークルの扉を開いて好きにさせる。お部屋を自由に探索させるのも最初は5分から初めてみましょう。

だんだん慣れてきたら、1時間放置。

どんどん自由に遊ばせる時間を長くしていく。

猫ちゃんを自由に遊ばせて、そこでいたずら行動がなければ放し飼いOKのサインとなります。

穏やか系の猫種の目安は生後半年くらい。活発な種類や成長が緩やかな大型種は8ヶ月程度をみておくとよいとききます。

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