【猫を初めて飼う方へ】お迎え前に揃える必要なものや種類は何?その費用も合わせてご紹介

お猫さま

さて、いよいよ猫グッズを購入していきましょう!

お迎えする前に必須なもの、後からでもいいもの、それぞれ分けて解説していきますね。

まずは、必須なものから。予算はあくまでも目安として提示してあります。

※この記事では子猫からお迎えするケースを解説しています

お迎えする前に準備しておくもの

キャットケージ(予算/約20,000〜35,000円)

猫ちゃんには、お迎え後の約1週間はケージの中で生活してもらいます。

警戒心の強い猫ちゃんです。ケージの中は自分の安全基地なんだ、と認識してもらうことが大切です。

そのために、猫ちゃんのお城であるケージの中を充実させていきます。

ケージに入れるおもちゃ(予算/約500〜1,500円)

絶対!というわけではないけれど、ケージの中に何もないよりはあった方がいいかな?

1週間、ケージの中で過ごす猫ちゃんのよき相棒になれるものがあるといいと思います。

ただし、誤飲につながるような小さいものや、誤って身体にからまるような紐、怪我につながる棒状のもの、遊んでいるうちにパーツがとれそうな作りのものはNG

飼い主が見守らなくても事故なく一人遊びができるものがいいですね。

水飲みと餌入れ(予算/約2,000〜3,000円)

子猫時代は、いたずら大好き!

本人(じゃないか?本猫??)はいたずらな気持ちはなくともうっかり食器を倒すことなんてしょっちゅう。ひっくり返って当たり前、そんな気持ちでいてください。

おすすめはケージに取り付けられるタイプの水飲みと餌入れ。

ケージにしっかり固定させてしまいましょう。

猫トイレと猫砂(予算/約3,000〜5,000円)

猫ちゃんは自分のトイレの後に、自分の排泄物を隠すためにに砂をかりかり蹴ります。

その砂が撒き散らされないように側面は高めのトイレがおすすめです。

撒き散らし防止や、におい漏れ防止のために、ドーム型(ふた付きタイプ)も商品もありますが、上部をふさぎすぎない商品の方がいいかと思います。

猫砂は、鉱物系がおすすめ。

「愛猫が猫砂を吸ってしまったら」と心配になるあまりに、鉱物系を避ける方もいらっしゃるようですが、私はトータル的に考えて鉱物系をおすすめします。

まずは、猫ちゃんにとってトイレのしやすい環境になること。ジャリジャリした砂がやっぱり好きみたいです。後は、掃除の手間。鉱物系はトイレの処理も楽です。

お迎えするペットショップやブリーダーさんが現在何を使っているのか聞いて、まずはそれから試すのもいいかもしれませんね。猫ちゃんにとって、環境がガラリを変わるのはストレスですもの。

住むところが変わるだけで大きなストレスになるのですから、ご飯やトイレなどは元々の環境で親しんできたものにしてあげるのも一つかもしれません。

それと大事なこと!

もしできることなら、その子が使っていた猫砂を少量頂いてください。

自分の排泄物の匂いがついた猫砂を新しい猫砂(自宅の猫砂)に混ぜてあげると、猫ちゃんはすぐにおトイレを覚えて安心して排泄してくれますよ!

猫ベッド(予算/約2,000〜5,000円)

猫ちゃんの生活のほとんどは寝て過ごしています。家族がちょっかい出さない限り、びっくりするほど寝てますよ。

ゆったりとすごせるベッドを用意してあげてください。

そして、水飲み・餌入れ編でもお話ししたように、この猫ベッドも蹴ったり、戦ったり(?)して位置をずらしてしまいます。ケージの高い段に置いておくならこの点もしっかり覚えておかないとですね。

高い位置に置いた猫ベッド。猫ちゃんに遊ばれてしまうとどうなるか・・・。

はい、猫トイレに直行です。

排泄後のトイレに猫ベッドが入ってしまうなんて、悲しいこと想像したくありませんよね。

なので、猫ベッドを買う際には、ケージに固定できるかどうかも確認くださいね。商品タグが付いていればそことケージをリングなどで固定したり、などです。

気に入る猫ベッドがなければタオルでも代用できると思いますが、猫ちゃんが遊んで猫トイレに持ち込まないような工夫もお忘れなく。

冬にお迎えの子猫ちゃんには一緒にヒーターもあるといいですね!

爪研ぎ(予算/約2,000〜5,000円)

猫を飼うことで心配になること。

それは、床や家具を傷つけられたらどうしよう、ということ。

これを防ぐためにも、ケージには必ず爪研ぎポールを設置してください。これだけでだいぶ救われると思います。

爪研ぎは猫の習性、本能、絶対にやめられないもの。

やめられないなら、本人がやりがいがある〜と思えるような場所を作ってあげればいいんです。

おすすめは麻紐の縦ポールタイプ。

ダンボールタイプの爪研ぎも多く出回っていますが、耐久性や猫ちゃんの好みを考えると麻紐タイプをはじめに与えてしまうのがいいと思います。

ケージから出した後のお部屋へのいたずら防止にも一役かってくれるでしょう。

スターターセットで揃えるのもアリ!

ここまで、必要品をご紹介しましたが、これらを一つずつ吟味するもの大変。

もしくは、急いで準備しなきゃいけないのよ〜というご事情の方もおられるかと思います。

お迎え前の用品はセットで購入することも可能ですので、「スターターキット」「お迎えセット」などで探してみるのもよいかもしれませんね!

ケージの下に敷くマット

ところで、キャットケージはどこに置きますか?

畳の上?フローリングの上?

ちなみに我が家は和室を「お猫部屋」にしたので、畳の上。

キャットケージって重いんですよね。でも、ちょっと動かしたい時ってあるじゃないですか。

そんな時のためにもケージの下には先にマットを敷いておくのがおすすめ。

マットを敷いていれば、ケージ周りの掃除の時もスススーっとうごかせますしね。

ちょうどいいラグマットを探すのは大変かもしれませんが、タイルマットならすぐに手に入るのでは?!まずは、ケージの下の面積だけマットを敷いて、あとから増設することも容易です。

ホームセンターではペット用のタイルマットが手に入りますが、私はあれはおすすめしません。

厚みが薄くて、使い勝手が悪い。インテリア用の少し厚みがあるものをお勧めします。

キャリーケース

これは、我が家に連れてくるためにまず必要ですね。ペットショップによってはキャリーが先方で準備されている場合もあるので、ここもご確認を。

ご自身で用意されるなら、上も横も開くオーソドックスなタイプがおすすめです。

リュックタイプや宇宙船タイプなどかわいいキャリーがたくさんあるので迷っちゃいますけどね。

お迎え初日以外にも今後はワクチンや避妊去勢の時に病院に行く時にも使用します。

病院に行くだけで、ねこちゃんにとってはストレス。病院の待合室でも「このキャリーの中なら安心だ」と思えるような仕様になっているキャリーを選んであげてくださいね。

フード

あれあれ?ここまで、大事なご飯の準備がなかったのでは?

そうです、実はご飯は後からでもいいものに入る場合があるんです。

特にブリーダーさんからお譲りいただく場合は、ブリーダーさんのところで食べているご飯を分けてもらうことが多いかと思います(これはお譲りいただく相手に、よくご確認くださいね)

もし、フードのお裾分けがある場合は、後からでもOK

おすそわけがない場合は、相手に「今はなんのご飯を食べていますか?」と確認して、同じものを準備した方がいいと思います。

急にご飯が変わると食べない子もいるみたいなんです。

もしくは、食べたとしてもお腹こわしちゃったり・・・。

まずは、環境を極力変えない、それをとにかくお忘れなく。

お迎えの後から準備してもいいもの

ドライフード

気になり出したら止まらないのがここ。まずは後からで大丈夫。理由は前述の通り。

ウエットフード

これもドライフード同様。まずは今まで食べていたものから徐々にこだわりのフードへ移行してOKなので、ゆっくり選んで大丈夫。

スリッカーブラシ

ラバーブラシ

コーム

爪切り

抜け毛取りワイパー

コロコロ(粘着テープ)

おもちゃ

猫トイレのゴミ箱とごみ袋

消臭スプレー

空気清浄機

生ごみ対策

これらは、お迎えした後からでも十分に間に合うものかと思います。

もちろん、お迎え前から準備しておいても問題はないですよ!

ちょっと記事が長くなってきたので、このお話はまた別な機会にしたいと思います。

今日はそんなところかな?

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